カトリック住吉教会季刊誌「すみよし」

創刊号

1952年6月創刊号

目次

  1. 創刊によせて
  2. 私たちの聖霊降臨を・・・
  3. 思いつくままに
  4. お知らせ

カトリック住吉教会

創刊によせて

今度住吉に於いても、私達の新聞を出すことになったことを非常によろこばしく思います。私達の活動や信者の様子等が皆の眼にはいり、私達の属する教会内の情報に対する関心も深まり私たちを一掃親密なものに結びつけてくれる効果があると思います。又各人が日頃胸に抱いている考え等を述べる発表新聞として利用し、私達の教区をよく建設して働く為の一助ともしたいと思います。キリストの偉大な計画の実現には私たち皆が各々の職分に応じて参加せねばなりません。

私達は唯砂上楼閣的な事だけを夢見る事なく一歩一歩私達の身近にあることからこの大計画の実現に協力して行きませう。その意味に於いてこの新聞は、私たち皆のものであり、私達皆がこの新聞の成長に力を添えていきませう。

私たちの聖霊降臨を・・・

私たちの聖霊降臨を活かしましょう。 私たちは洗礼と堅信受けました。ですから聖霊は私たちの中にお住まいになります。聖霊の事に就いてお話をききました。然し私達の中に聖霊は本当に活きていらっしゃるお方なのでしょうか。聖霊の声をききますか。聖霊の神感にしたがっていますか。『ペンテコステの日が来た時天より烈しい風が来るが如き響があって彼等が坐せる家に満ちわたりました』と使徒行録(2章1・2節)の中に書いてあります。

私達の中にいらっしゃった聖霊は海上の船の帆をおしやる風の様なものです。帆が大きかったら舟は速く走ります。帆が降ろされていましたら舟は止まって波の上にゆられています。

私たちはその舟です。そしてどうしても進まねばなりません。風は聖霊です、帆は考えと感情で望みとを持ってる私たちの心です。速く走る為に私達の帆は大きく張らなければならない。それから帆の上に穴があったら破れやすくなりますからその穴即ち、罪をさけ若し穴があったら早く直さなければなりません。その為に祈りと聖体拝領でキリスト様とマリア様の助けを願いましょう。ですからキリストに助けられ聖霊の力におされて私達の生活は天主様への歩行を早めます。『神の霊に導かれる人は神の子なればなり』(ローマ書8章14)と聖パウロは書きました。その言葉を思い出して帆をあげて進みましょう。

思いつくままに

都会人は群衆の中の孤立者―この言葉は静寂主義又は事務的傾向にある布教活動に通ずる様に思われます。これを自己の青年を対象として考察をなしてみますと、それは結局自己的にある為淋しさを生み、それが一層孤立と無関心と利己とを駆りたてゝゐる様でした。
現代の布教活動は積極的行動を要求しています。一つ例をとってみてもこうであります様にカトリック教は行動を意味するという事です。カトリック信者であって行動的思想を身につけた戦士でないことがあり得るでありませうか。
私達は最小限の努力で最小限の徳に甘んじようとすべきでなく、また、研究のみでたれる(足れる)というべきものでもありません。天主様は生命であり愛である事により一層私達の行動はカトリック教に通じ、信仰は(修)行なる事を自覚したいものです。

お知らせ

今から80年前、聖母マリアが一人の信心深い一少女ベルナデッタに御現れになって以来多くの奇跡が今日も尚続いて行はれているフランスのルルド!誰もが生涯に一度ぜひ訪れてみたい聖母出現の洞窟ルルド!これはカトリック信者凡てが持つ聖母に対する共通のあこがれです。この為に全世界各地の教会では信者たちが競って聖母の出現を讃美し、その奇跡に肖ろうして自分たちの教会にこのルルドの洞窟の模型を造って熱い祈りを捧げるのです。今回住吉教会にも是非これを造りたいと神父様は計画を御立てになりましたので勿論私たちも双手をあげて御協力したいと存じます。ついては皆様も寄付その他不要品の御持寄り等にて強力な御援助賜ります様特にお願いいたします。

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