年間第11主日のミサがキム神父の司式で行われました。
キム神父は説教の中で
「イエス様が使徒を選び権能を授けられた理由は、今日の福音にあるように、『群衆が飼い主のいない羊のように弱り果て打ちひしがれているのを見て深く憐れまれた』からです。
12人の選ばれた人が重要なのではない。彼らを選んだイエス様の心が重要なのです。
教会はそのようにして生まれました。この世の荒波に苦しむ群衆に対する、イエス様の憐みの心があったから教会が始まったのです。
憐みの心から生まれた教会は、同じ憐みの心で世の中に向かって進まなければなりません。
神様が望まれる教会のあり方は?
自分が受けたものにとどまっているのではなく、受けたことに気づきそれを他にも分かち合う教会です。
もう一度イエス様のお言葉を思い出しましょう。『ただで受けたのだから。ただで与えなさい。』
献堂17周年、この住吉教会が信者のためだけの教会でなく。街の燈台のような役割を果たすことができるように願いましょう。」 と献堂17周年を迎える住吉教会の信者に向かって呼びかけられました。
ミサ後、キム神父様歓迎会と献堂17周年を祝うパーティーが開かれました。
2006年の献堂当時の建設委員長が、開会の挨拶でこの教会の建設にあたってのコンセプトを改めて紹介してくださいました。
① 地域との交わりを大切にする教会
② 幼稚園を大切にし、共に歩む教会
③ 信徒の交わりを大切にし、癒される教会
④ 東灘区における宣教に力を入れる教会
うまくいっている事柄、まだもっと努力が要る事柄をよく見極めて前進する教会でありますように。
乾杯の後は神父様のドリンクコーナーで楽しむ方や評議会の皆様が用意してくださったサンドイッチや大人気のアイスクリームも登場し、コロナのために長い間来られなかった方々の楽しい語らいの時間が過ぎました。
良い一日を恵まれて感謝。