9月22日(日)年間第25主日のミサで、酒井俊弘司教様にり1名の成人の方と5名の中高生の堅信式が行われました。
酒井司教様は、「堅信式は洗礼を受けた人が信仰を堅め、より良く揺るがないものにする、大人の信者になる、そういうお恵みが注がれるものです。今日の福音書の中で、イエス様は子供を取り上げて「子供のようになりなりなさい」とおっしゃいます。これは子供のすばらしい点を保ちながら、大人の信者になるということです。」と話され、大阪高松教区の小学1年生の女の子のことを紹介して、次のように話されました。
朝、お母さんが傘を持たせたのに、学校からびしょ濡れで帰って来たSちゃん。「傘持たせたのにどうしたの!」と驚くお母さんにうまく説明できずにいると、お友達の男の子のお母さんから電話がありました。傘の無い男の子と途中までSちゃんの傘で一緒に帰って来たけれど、分かれ道で男の子に傘を貸してくれたとのこと。
自分がして欲しいことを迷わずに人にしてあげることができた女の子。
今日の「聖書と典礼」の絵では子供たちはイエス様を見つめていますが、使徒たちは自分たちの中で誰が一番偉いかを考えています。
イエス様の頭の光輪に見える十字架は、良いこともあるけれど苦しいこともあると示唆していますが、十字架では終わらずに天の国があるのです。私たちも心の中のイエス様の声に耳を傾けて、それが実行できるようになりましょう。
受堅者の代表の方2名より、司教様や今日の日のために準備をしてくださった皆さまに感謝のお言葉を述べられ、閉祭、そしてミサ後は担当地区の皆さんが心を込めてご準備くださったパーティーで、司教様を囲み歓談の一時を過ごしました。キム神父様もエプロン姿でご活躍でした。
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