四旬節第一主日の3月6日、崔周栄神父の指導のもとミサ後に四旬節の黙想会がおこなわれました。
ミサの中の福音朗読は、イエス様が荒れ野で試みにあった箇所で(ルカによる福音4章1-13)、ミサに引き続いての黙想会は、「荒れ野」がテーマでした。
ご自身の人生でもっとも辛かった「荒れ野」の時期を綴った文章の一部を翻訳し、わかちあいの端とし黙想会が始まりました。
そのあと崔神父は「分かち合う」ことの大切さ、神様にも自分にも人々の前でも素直になることの大切さをあげられました。私たち日本人は分かち合いが苦手な傾向にありますが、もっと素直にあるべきとも語られました。
ご友人の詩を引用し「私たちを形作るものは、日々の見て聞いて話して考えて行動したことなのです。私たちを成長させるものは日々の小さなことです。信仰生活とは素直に、ていねいに、本気で取り組むものであります」と話されました。
また、神様の時というテーマでは「信仰とは神様が主人公なのです。それが信仰宣言であり、人生のイニシアティブを持っているのは神様であるということをわかっていくことが信仰が深まるということなのかもしれません。信仰生活に入ったのは、神様が呼んでくださったからであり、素晴らしいお恵みをいだたいているのです。」と話されました。
「四旬節に入りました。神様への信仰、人々への接し方、態度、どうすればいきいきと幸せにキリスト信者としてこの日本の社会の中で生きていくことができるのかと、もう一度考えていただきたいと思います。」と締め括られました。
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