待降節第一主日を迎え、4本のろうそくのうち1本に光がともりました。
ミサの中で,関西近郊の川べりを散策した思い出を崔(チェ)周永神父は話されました。当時は韓国から来たばかりで日本の事情は何もわからず,たまたまお世話になった方のお家の近所の川というだけでした。今朝,阪神魚崎駅に降り立ち,眼前に広がる住吉川を見て,ここだったんだと思いあたられたそうです。当教会とのご縁を感じさせるお話だと思いました。
ミサの後、待降節黙想会が崔神父の指導のもと「救済的視点で捉える時間感覚」というテーマで行われました。前半は人間的時間と神の時間の違い、という哲学的なお話から始まり、私たちが神様と結ばれているがゆえに、神様の時間とつながっている、そしてすべての人々とつながっているというお話でした。
後半は崔神父のローマ留学のお話も交えながら、人間に寄り添ってくださる神様の恵みの深さのお話などもされました。
二千年前に歴史的にはイエス様はお生まれになっているのに、毎年待降節で私たちはなぜ主を待ち望むのか、それはイエス様との「本当の出会い」を深め、イエス様に心を開いていくため、また、赤ちゃんの姿でいらっしゃるイエス様は私たちを優しく説得されるために来られるのだ、というお話を聞き、私たちも思いを巡らす黙想会でした。
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