2025年4月21日、フランシスコ教皇が帰天されました。
2013年3月13日、カトリック教会の266代目教皇として選出されて以来、その名の通り、聖フランチェスコの精神に従って貧しい人々への奉仕と環境保護を最優先課題とされました。彼の指導のもとで、教会はより開かれた、包摂的なものとなり、世界中の多くの人々に希望を与えました。
命の大切さを説き、死刑反対を訴えられて、静岡県一家4人殺害事件で再審無罪が確定したカトリック信者の袴田巌(いわお)さん(89)には、祝福の手紙を送られました。 再審無罪の確定後の今年2月にはローマ教皇庁から「教皇はあなたに心から祝福を送ります」と記された手紙と、教皇の紋章が入ったロザリオが届いたそうです。
本日のミサでも以下のように、信徒で祈りました。
『フランシスコ教皇様のために祈りましょう。
主よ 永遠の安息をパパ様にお与え下さいますように、そして パパ様が主の平和のうちに憩われますように祈ります。
いつも皆に寄り添うことを願っていられたパパ様は、復活祭のお祝いの挨拶をなさり、お説教の中でも世界中の困難な状況にいる人達のことをお祈りになり、たくさんの人に祝福をお与えになって、神様のもとにお帰りになりました。
私達は長い間のお導きを感謝し、これからもパパ様がお祈りになり願っておられた世界の平和のために祈りましょう。
私たちの主イエス・キリストによってアーメン。』
ブレイズ神父の呼びかけで、ミサの派遣の祝福の折に、アヴェマリアの祈りを3回唱えました。