今年の聖香油ミサが4月16日(水)午前11時より、大阪高松カテドラル聖マリア大聖堂にて行われました。
この儀式は、司教が司祭たちと共に香油を祝福し、聖別するためのものです。聖香油ミサでは、三種類の香油が祝福されます。
① 洗礼志願者のためのオリーブ油(カテクメン香油): 洗礼志願者の霊的な強さを象徴し、悪の力に対抗する力を与えるものです。
② 病者のためのオリーブ油(病者香油): 病気や苦しみを癒すために使用され、神の慈しみと癒しの力を象徴します。
③ 聖香油(聖別油): 洗礼、堅信、叙階の秘跡に使用されるもので、聖霊の降臨とその祝福を象徴します。
聖香油ミサは、司教と司祭たちが共同で行う儀式であり、教会全体の一致と連帯を強調します。また、司祭たちが自分の叙階を思い出し、奉仕の誓いを新たにする重要な機会でもあります。司教は、司祭たちに対して感謝と励ましの言葉を述べることが多く、教会の一致と使命を再確認する場となります。
このため、教区の司祭たち全員が出席します。この機会に、司祭叙解金祝(50年)銀祝(50年)のお祝いもおこなわれます。今年は、ダイヤモンド祝(60)年とプラチナ祝(70年)に該当された方もおられました。
ミサ後お祝い会がありました。金祝の前田枢機卿を囲んで、ペトロ金神父様と住吉教会からの出席者が収まっています。谷澤さんと南浮さんは聖香油を受け取るため、吉川さんは手話通訳を担当されました。
動画は夙川教会の東野さんの御好意により掲載させていただきました。
動画はこちらから
岡本聖虚画伯の日本二十六聖人のレプリカ
大阪関西万博を機にバチカンから里帰りしました