6月5日は聖霊降臨の主日でした。
赤波江神父は赤色の祭服でのミサ司式にあたって
「赤い祭服を着る主日は年に二度あり、受難の主日はご受難の苦しみの血の色を、そして今日の聖霊降臨の主日は炎の色を表しています」と話されました。
また続く説教で
「バベルの塔に始まった異なる言葉による混乱が、『聖霊降臨』によって癒されました。
また、同じ日本語を話していても、言葉や思いは通じず心が通わないことがあります。また話す言語が違っていても心が通うこともあります。
ミサは言葉の違いを超えて心を通わせることができます。聖霊の働きが心をひとつにしてくださるのです。」
「そして教会の誕生日でもある聖霊降臨の日に歌われる聖霊の続唱は、教会の若さに希望をもたらす『教会の青春賛歌』であります。
つらかった時に支えてくれたのは聖霊であり、立ち止まって振り返ってはいけない、年齢に関係になく頭を挙げて前へ未来に向かって進みなさい。」と話されました。
「聖霊の続唱」
聖霊来てください。
あなたの光の輝きで私達を照らしてください。
貧しい人の父 心の光 証しの光を注ぐ方
優しい心の友 爽やかな憩い 揺るぐことのないよりどころ
苦しむ時の励まし 暑さのやすらい 憂いの時の慰め
めぐみ溢れる光 信じる者の心を満たす光よ
あなたの助けがなければ すべてが儚く消えて行き 誰も清く生きてはいけない
けがれたものを清め 荒みをうるおし 受けた痛手をいやす方
固い心を和らげ 冷たさをあたため 乱れた心をただす方
あなたの言葉を信じてよりたのむ者に 尊い力を授ける方
あなたは私の心の支え 恵みの力で 救いの道を歩み続け
終わりなく 喜ぶことができますように アーメン ハレルヤ
典礼聖歌集 352番 より