産経新聞より
5月8日夕刻、133名の枢機卿団は第267代目の教皇にロバート・フランシス・プレヴォスト枢機卿を選出しました。彼は「レオ14世」と名乗ることを宣言されました。レオ14世は、初の米国出身の教皇であり、アウグスチノ修道会の総長やペルーでの宣教活動の経験を持つ人物です。
サンピエトロ広場での第一声で、教皇レオ14世は、キリストの平和を確立することの重要性を説かれました。また対話と出会いの重要性を説かれました。共に道を歩むことの大切さも強調されました。現代の教会における社会教説の基礎となった回勅「レールム・ノヴァールム」を1891年に発表されたのは、レオ13世でした。レオの名前を継がれた教皇様には、社会に対する教会の働きかけについての強い思いがあるものと思います。
教皇様の声に耳を傾けながら、これからともに歩んで参りましょう。
(カトリック東京大司教区 大司教 枢機卿 菊地功)
復活節第4主日のミサの中で、司式されたブレイズ神父様も、教皇レオ14世について触れられました。
また、ミサの最後に教会奉仕者の任命式がありました。東ブロック教会奉仕者養成講座を修了された方が新たに聖体授与の臨時の奉仕者に加わりました。どうぞよろしくお願いいたします。

