ベトナム巡礼旅行神戸バイブル・ハウス友の会企画のベトナム巡礼の旅(2016年11月28日〜12月2日)に住吉教会から8名が参加いたしました。トゥアン神父様を団長として各教会から集まった32名の皆様と一緒に行きました。 トゥアン神父様は2013年春から約一年間日本語研修のために住吉教会に住んでおられましたので、まさに私たちの自慢の息子のような存在でいらっしゃいます。 ベトナムは各教会が大きく、信者数も多く、夕方のミサにも多くの信徒が参加して熱い祈りを捧げておられ信仰の熱心さに感銘を受けました。 この巡礼で訪れた教会で人々の暖かいおもてなしに感謝しながらの素晴らしい巡礼でした。(詳しくは、12月24日発行の「すみよし」クリスマス号に記載されております)
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第一日目、タンチーリン教会タンチーリン教会の主任ニャップ神父様は2014年3月にベトナムのマン枢機卿様とご一緒に住吉教会に来てくださいました。 |
聖歌隊の方々はお揃いの緑のアオザイを着ていらっしゃいました |
第二日目、聖マリア大聖堂
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大司教館大司教館ではロン・マインホン補佐司教様が出迎えてくださりベトナムの教会事情を色々話してくださいました。ベトナムは人口が約9200万人で信者は約7%弱の約620万人ということでした。 |
神学校チャップ院長様の案内で神学生が一堂に集まって食事をしている食堂に行きました。間近で見る若い神学生は賑やかで楽しそうで活気に溢れほんとにかわいいなぁと思いました。こんなに沢山の神学生が在学しているなんて羨ましいなぁとも思い、将来に明るい展望が感じられました。 |
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住吉教会の土曜学校のキャンプにトゥアン神父様と一緒に参加して下さったことのあるチー神父様が主任をしていらっしゃるフージン教会を訪ねました。 |
トゥアン神父様のご出身の教会、タイビン教会を訪問致しました。ここでも昨日のタンチーリン教会と同じように夕方5時から毎日捧げられるミサに参加させていただきました。子供たちも100人近くがミサに与っていました。 |
ミサの後は教会のすぐ近くのトゥアン神父様のおうちに伺いご家族にご挨拶いたしました。その後タイビン教会に戻り、広いスペースに準備してくださったいくつものテーブルに10人ずつ座りトゥアン神父様のお父様、お母様、お兄様、お姉さまはじめ沢山のご家族と一緒に大変なご馳走の美味しい夕食を頂きました。 |
大事なご子息を遠い知らない国に送り出してくださったご家族に、特にご両親に感謝をしなくてはならないと心から思いました。 |
第三日目はホーチミンから空路ダナンへピンク色の美しい教会ダナン大聖堂 |
ホイアン教会の主任のホアン神父様はトゥアン神父様とお友達のお若い神父様でお二人が再会を心から喜んでいらっしゃるお姿に私たちも嬉しさに満たされました。御聖堂の中は修理中で、特に祭壇のあったところは台風のために崩れ落ち幕が張った状態でミサの間中風と雨でばたばたいっていました。古代の教会の幕屋を思い浮かべました。 |
第四日目ベトナムのもっとも有名な巡礼地ラ・ヴァン聖母教会 戦争中の爆撃で、破壊された聖母教会。右は新しく建設中の新大聖堂。 |
ベトナムも日本と同じように長く厳しい迫害の時代があり、多くの宣教師が殉教されたそうです。その時期カトリック信者も迫害されました。信徒たちはラ・ヴァンの山の中やジャングルに逃げ込み熱心にロザリオを唱えて信仰を貫いたそうです。この信徒たちにマリア様が出現されました。ルルドと同じようにラ・ヴァンはベトナムの大切な聖地となっています |