住吉教会担当の赤波江神父です
2012年恵みの年
住吉教会の保護の聖人は日本26聖人の一人パウロ三木です。
豊臣秀吉によるキリシタン迫害の最中1597年2月5日長崎の西坂で26名の司祭、修道者、信徒が殉教しました。
彼らはその後1862年6月8日教皇ピオ9世によってローマで列聖され世界中で崇敬の対象となりました。
来年2012年は日本26聖人列聖150周年記念にあたります。
パウロ三木を保護の聖人にいただく住吉教会として2012年を恵みの年、新しい信仰の出発の年にしたいと思います。
即ち何か記念行事に終わるのではなく、この1年をかけて一人一人信仰の、そして共同体の信仰の刷新をしたいと思います。
更に20世紀のカトリック教会の大刷新であった第2バチカン公会議が1962年に開催されましたが、
2012年はその50周年記念の年でもあり、全教会にとって2012年は新しい信仰の刷新の年なのです。
私たち罪びとが生涯回心を必要とするのと同じく、罪びとの集団である教会も世の終わりにいたるまで刷新を必要としています。
私たち一人一人教会という大河の一滴です。川は流れ続けてこそ意味があります。川の流れのように動き続け、刷新し続けましょう。
決して立派なことをする必要はありません。身近な小さなひとつひとつのことから。